はるかなる田舎暮らし

そもそも田舎って?
田舎って何だろうって考えることがあります。都会以外の場所…でしょうか('_')。私が住んでいたのは紛れもない田舎でした。北陸の小さな集落。冬ともなれば屋根雪おろしに明け暮れ、吹雪の中を登校する日々。辛い思いでばかり(まっ、楽しいこともありましたが)。

ところが、私の村よりもっと山奥に住んでいる人がこう言ったのです。
「お前は町に住んでいて羨ましい」
ええっ、僕の村が町? そう、彼にしてみれば自分の村より人が多ければ「町」なのです。分かりやすいと言えば分かりやすいです。

都会ってなに?
じゃ、都会は田舎以外の場所…というのもザックリすぎて納得がいきません。私がガキの頃、昭和30年代半ばで言えば、東京・大阪・名古屋が都会でした。なので中学校の修学旅行で大阪名古屋方面に行ったときはそれはもう夢心地でした。
そう、結論は、田舎の若者が憧れる場所、それが都会なのです(それもどうかぁ)。

ともかく、都会と田舎の違いを考えるだけでいろんなことが見えてきます。
                               つづく。