はるかなる田舎暮らし

そもそも田舎って?
田舎って何だろうって考えることがあります。都会以外の場所…でしょうか('_')。私が住んでいたのは紛れもない田舎でした。北陸の小さな集落。冬ともなれば屋根雪おろしに明け暮れ、吹雪の中を登校する日々。辛い思いでばかり(まっ、楽しいこともありましたが)。

ところが、私の村よりもっと山奥に住んでいる人がこう言ったのです。
「お前は町に住んでいて羨ましい」
ええっ、僕の村が町? そう、彼にしてみれば自分の村より人が多ければ「町」なのです。分かりやすいと言えば分かりやすいです。

都会ってなに?
じゃ、都会は田舎以外の場所…というのもザックリすぎて納得がいきません。私がガキの頃、昭和30年代半ばで言えば、東京・大阪・名古屋が都会でした。なので中学校の修学旅行で大阪名古屋方面に行ったときはそれはもう夢心地でした。
そう、結論は、田舎の若者が憧れる場所、それが都会なのです(それもどうかぁ)。

ともかく、都会と田舎の違いを考えるだけでいろんなことが見えてきます。
                               つづく。

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一口で田舎暮らしと言っても様々なスタイルがあります。田舎でどんなふうに暮らすかによっても違ってきます。不自由を覚悟でどっぷりその土地に根付くのか、都会と田舎を行き来するのか、はたまた別荘地で田舎風都会暮らしをするのか・・・。

私は都会と田舎を行き来するパターンです。移住したいと思いながらも何やかやとしがらみに縛られ、あれこれ理由をつけて現状維持。その理由をこれから解明していきたいと思います。

はるかなる田舎暮らし

はじめまして。67歳、石川県出身、奈良県在住のmugibueです。
以前、麦笛一考というペンネンームで雑誌や新聞に投稿していました
のでハンドルネームをmugibueにしています。
タイトルは決めたのですがどんなふうに書いたらいいのやら…。
ボチボチ書きますのでよろしくお願いします。

タイトルについて少し説明します。
20年ほど前、田舎にセカンドハウスを建てました。自然の中で
ゆったりとしたセカンドライフを…なんて甘い考えからです。
しか~し、
年に数回使うだけ。ダラダラと時が流れ、建物や周りの劣化が進み、
家族からは「どないすんねん」と詰められ、友人たちからは
「大変だよねぇ」と冷ややかな笑いが返ってくる今日この頃なのです。
どうしたものかぁと思いあぐね、いろんなところで愚痴ると「実は
私も…」と同じ悩みを持つ人がかなりいることが判明したのです。
ならばと、悩める人たちと一緒に、前向きに、もう一度、田舎暮らしを
考えてみようと思った次第です。
こんな人もいるのかと笑って読んでいただければ幸いです<m(__)m>。